リウマチの痛みでお悩みの方へ

関節リウマチ(膠原病)について

膠原病は、それぞれの医師の治療方針がありますが、関節変形に関しては、東洋医学を用いた別のアプローチ方法も有効であり、その研究を続けながら治療にも取り入れています。当院では実際に変形が止まった患者さんも多く、膠原病の痛み・変形などの症状は、あきらめずにご相談ください。

痛みを我慢しないで
病院でリウマチの治療を続けている方は、処方された薬を服用されている方が多いと思いますが、薬を飲むだけでは症状が改善されない場合、つらい痛みやこわばりを我慢するしかないのでしょうか?私の見解は違います。痛みを改善するためには、病院での治療と併用し、整骨院での施術も有効であると考えています。

現在、リウマチの治療は病院でのみ行うことが決められているため、整骨院ではリウマチ自体の治療はできないとされていますが、痛みの緩和・改善のために私たち柔道整復師にできることはたくさんあるのです。

関節リウマチとは?

関節リウマチは膠原病の一種で免疫系疾患です。

関節リウマチは、簡単に言えば、自分の免疫システムが誤作動を起こし、自分の関節を攻撃してしまう病気です。原因はいまだ解明されておらず、病院では抗リウマチ薬を服用する治療方法がメインとなっています。なかには痛み止めを服用している方も多いでしょう。

整骨院でできること

免疫システムが自分の関節を攻撃してしまうのは、脳が誤った指令を出しているからだと考えられます。また、リウマチには痛みの引き金があり、重いものを持ったときや、ぶつけたとき、疲労が蓄積したときなど、何か引き金があって、リウマチが暴出します。

ですから、弱い痛みであっても放置しておくと、引き続き免疫システムの攻撃が増し、リウマチの症状が出てひどく痛むようになり、関節の変形につながります。

整骨院でできることは、小さな痛みが出たときに、すぐに施術を行い、脳から免疫システムへさらに誤った指令が続かないようにすることです。例えるなら「もぐら叩き」のように、痛みが出たところを次々に施術し、リウマチが暴れる前に免疫システムの誤作動を抑え込むイメージです。

また、病院に通院し適切な治療を受けながら、整骨院では、筋肉のこわばりを解消する、関節を本来の位置に戻すなどの施術で、痛みや腫れを軽減することができます。これらの施術は関節の変形をこれ以上進めないためにも有効です。実際に、当院に通院されている患者さんでリウマチの症状が改善された方は数多くいらっしゃいます。
そして、改善された方が、ほかのリウマチ患者さんに当院での治療のことを話してくださり、口コミで広まっているようです。

精神的ストレスは大敵

リウマチは精神的ストレスから悪化します。痛み自体もつらいですが、さらに「このまま痛みが続くのではないか?」「一生治らないのではないか?」と考えてしまうと、心身ともに強いストレスがかかり、病状はさらに悪化してしまうでしょう。

そんな不安を一人で抱え込まず、整骨院で施術を受けてみませんか?痛みが緩和されれば気持ちも楽になります。「痛みを我慢するしかない」と絶望的にならず、とにかく一度、ご来院ください。遠方の場合は、近くの整骨院で相談してみてください。ぜひとも頼れる柔道整復師と出会っていただきたいです。

「治してもらう」から「自分で治す」へ

そしてもっとも重要なことは、患者さん自身が「病院で治してもらう」という考え方を改め、「自分で治す」という決意をもってリウマチ治療に取り組んでいただくことです。

痛みが起こる原因は、リウマチが原因となっているほかにも、筋肉の弱さやバランス、日常生活や体の癖なども深く関係しています。当院では患者さん一人一人に合ったトレーニング方法やアドバイスをしていますので、自宅でコツコツと続けていただき、患者さん自身が努力し、痛みを出さないように予防することもリウマチ対策になります。

様子を見ているだけでは・・・

数年前、眠れないほどのリウマチの痛みで当院に来られた患者さんは、今では週に一回、身体のメンテナンスに通院する程度で、痛みが出ず寛解に向かっています。
ほかにも、通院してから変形が止まった方も多くいらっしゃいます。
これらの患者さんたちは口コミでのご紹介でしたが、膠原病の痛みでつらい思いをしている方がほかにもたくさんいらっしゃると思うので、私の見解がネットで情報を探している方の目に留まれば幸いです。

リウマチの痛みでお悩みのみなさん、病院で薬をもらい「様子を見ましょう」と言われている間も、様子を見ているだけではなく整骨院で施術を受けてみませんか? その痛みを我慢せず、ぜひ一度ご来院ください。

院長 続 友仁


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